第2回定期演奏会


〔演奏曲〕

ロッシーニ:「セビリアの理髪師」序曲
シベリウス:組曲「カレリア」作品11

ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」


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「良い演奏会を迎えるために、良い準備をしよう」

3年目を迎えた当団は「良い演奏会を迎えるために、良い準備をしよう」を活動デーマに取組んでいます。

一つの演奏会を開催するためには、先生方の指導日程の調整や楽譜の準備に始まって、各パートの進捗に応じた練習会場の予約やポスター・プログラム等の作成、また各種広報にチケットの販売管理、アンケートの配布・集計など、多くの作業や調整をこなさなければなりません。場合によって担当する役員や係の皆さんは、ご自身の練習よりも準備運営に時間を取られることもあります。

そこで今年は演奏会の開催を準備よく計画的に、団員の役割や負担を平準化しながら進めるための取組みを行ってきました。7月7日の第2回定期演奏会は、この取組みが試される一日でしたが、ご自身の出演の合間を縫って主体的に仕事を見つけて参加してくださる皆さんの姿を見て安心するとともに、少しずつですが“北フィルスタイル”の確立を実感しました。今後、運営マニュアルの整備などを通じて、より一層効果的な運営方法を目指していきます。

当団にとって4回目の演奏会となる第2回定期演奏会には地域の方々をはじめ大勢のお客様をお迎えした中で演奏する事ができました。演奏技術はまだまだでも、一生懸命に演奏する姿をご覧いただくのが当団の姿でもありますが、音楽の楽しさ、素晴らしさが皆様に少しでも伝われば努力の甲斐があったものです。頂戴したアンケートには、”北フィルファン”を称される方や“常連さん”の方も現れています。地域に根ざし愛される楽団としては、“もっとオーケストラを身近に、もっと音楽を楽しく”をモットーとして、今後は地域の皆様との結びつきを深めていく機会が持てるよう検討して参ります。

団内に目を移しますと、この半年間のトピックスの一つとして、昨年末の育成チェロに続き、この6月末で育成ヴァイオリンの第1期も修了となった事が挙げられます。当団設立と同時に開設した弦楽育成コース“第1期カンタービレ”に参加された十数名の団員の皆さんは、それぞれ仕事や家庭を持った中でヴァイオリンやチェロの練習に打ち込み、努力をされて演奏会への出演にまで到達しました。この素晴らしい団員は、私たちの宝物であり、やがて北フィルの中核を担っていただける重要な戦力であります。彼らが今後オーケストラの中でどのように成長していくのかとても楽しみであるとともに我々も全力を挙げてフォローしていく事が肝要となります。市民オーケストラが団員育成のプログラムを有している例はほとんど無く、運営は常に手探りでありましたが、卒業を迎えた第1期生とともに過ごした貴重な時間を次に繋げて参りたいと思います。現在当団では、弦楽育成コース“カンタービレ”の第2期生を募集しております。今月の27日(土)午後4時から北区文化会館会議室にて入団説明会を開催致しますので、興味のある方はご参加くださいませ。

末筆となりましたが、第2回定期演奏会の開催にあたりご来場いただきました皆様に御礼申し上げますとともに、裏方で応援してくださった全ての方々に感謝申し上げます。今後、秋から冬にかけて開催する訪問演奏やファミリーコンサートなどでお会いできる事を楽しみにしております。    (文責:団長)


当日の評価がいくつかブログで載っていますのでお知らせします。
いずれも素晴らしい評価で嬉しい限りです。

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