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「ラ・フォル・ジュ
ルネ新潟2011」
北区文化会館 ロビーコンサート出演
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2011年5月に新潟で開催された「ラ・フォ
ル・ジュルネ新潟2011」。
北フィルも北区文化会館でロビーコンサートを行い、
たくさんのお客様の暖かい拍手に迎えられ、
無事に初舞台を終えることができました。
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木管五重奏 ハイドン:ディベル
ティメント
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木管五重奏(以下木五)は、フ
ルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、そしてホルンといった吹き口も音色もまったく違う5本の
木管(?)で編成されています。今回の演奏会ではハイドンのディベルティメントを演奏しました。
学生時代から何度も演奏したことのある曲でしたが、去年11月に初めて顔を合わせたもの同士で取り組
んだせいか、新鮮な気持ちで演奏に臨むことができました。
本番は光栄にも演奏のトップバッターを任され、沢山のお客様が見守るといった大変な緊張感の中、自分
なりに演奏を楽しんでみました(ちょっと失敗はしてしまいましたが…。大きな事故(演奏が止まったりす
ること)も起きず、とりあえず無事演奏を終えることができホッとしました。
久々の木五を通して思ったことは、木五は難しい!そして面白い!!です。オーケストラ編成のいわゆる
大曲もいいですが、管楽器だけで編成された室内楽曲もまた違った楽器の魅力を教えてくれるなあ、としみ
じみ感じました。
今後はオケの曲だけでなく、さまざまな室内楽曲に挑戦していこうと只今計画中です!北フィルのそして
北フィルアンサンブルチームのこれからの活躍にご期待ください!!
最後になりますが、当日は2公演とも予想以上の大盛況で、沢山のお客様にお越しいただき、私たちの演
奏を聴いていただけた事、この場をお借りしまして御礼申し上げます。今後も北フィルの活動を見守ってい
ただければと思います。本当にありがとうございました!
(文責:ob.) |
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
第一楽章より 1
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短期間での練習で
したが、練習の1回1回の内容が濃く、とても勉強になりました。指揮者不在での演奏でしたし、
それぞれ他の楽器の音を聴きながら、ていねいに演奏しました。
当日のお客様は予想以上に大勢でびっくりしました。2回の演奏のうち1回目は皆さん緊張ぎみ
でしたが、2回目は落ち着いて楽しく演奏できたのではないかと思います。このような機会を与え
て下さった 文化会館の皆様に感謝いたします。
(文責:Cl.)
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ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
第一楽章より 2
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北区フィルハーモ
ニー管弦楽団デビュー戦に参加できる新鮮な嬉しさは格別なものでした。オーケストラでの演奏が初め
てで、しかも本格的な交響曲で有名な「田園」の演奏に参加できる機会なんてそんなにあることでもな
い。これはチャンスと、自分のバイオリン技術も顧みずに参加しました。
しかし、「田園」の演奏の難しさ(多くは自分自身の技術の未熟さ)が、練習の度に感じられ、こん
な調子で本番を迎えられるのかと弱気になることも多かった。
いざ演奏本番、ただでさえあがり症で本番前からかなり緊張している自分を落ち着かせようと深呼吸
しているとコンサートマスターの調弦がはじまり、その調弦が終わると同時にあの有名な出だしのメロ
ディーが聞こえてきてしまった。
心の準備が不十分なうえ一気に緊張感が高まり、バイオリンの弓をもつ右手までビブラートがかか
り、なかなか音にならない。
少しずつ落着きが出てきて弾けるようになると、周りの他の楽器の音も聞こえてくるようになった。
弦楽器、木管楽器、金管楽器とそれぞれ綺麗な音色で、ロビーの高い天井まで音が響いて届いているこ
とを感じられた。
これがオーケストラの響き、これがオーケストラの醍醐味なのかと初心者は深く感心した次第です。
また機会があれば、この「田園」全楽章にチャレンジしてみたいと思っています。
(文責:2ndVn.) |
金管三重奏・ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」より
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金管楽器では、ベー
トーヴェンの交響曲第5番「運命」の第一楽章を演奏しました。いわゆる「金管アンサンブル」は、多
くがトランペット2名、ホルン1名、トロンボーン1名、テューバ1名の5人で演奏され、この編成で
作曲(または編曲)された曲が圧倒的に多くなっています。
今回のロビーコンサートでは、ホルン・トランペット・トロンボーンそれぞれ1名づつの3人ででき
る曲を探す、ということに苦労しました。
しかしいろいろ探してみると、今年のラ・フォル・ジュルネのテーマ「ウィーンのベートーヴェン」
にピッタリな曲が、インターネット通販で入手できるではありませんか!これはもう、やるしかない!
と思いチャレンジした次第です。
そして練習を始めてみると・・・。いやはや、なんと難しいことか。たった3人で、弦楽器、木管楽
器、ティンパニといった、金管楽器以外の楽器の響きをイメージしつつ、全体のアンサンブルを整え
て、チョー有名なこの曲のイメージを壊さないように演奏するということの困難さを痛感しました。
もっと簡単な曲にすればよかった・・・マジでそう思いましたが、北区文化会館やラ・フォル・ジュ
ルネ新潟のウェブサイトですでに宣伝されていますから、もう後戻りはできません。そして迎えた当
日・・・。
一回目は、練習でもめったにないくらいのヒドい演奏ですっかり参ってしまいましたが、二回目はな
んとかなりましたかね???
まあしかし、ラ・フォル・ジュルネのテーマに沿って、ベートーヴェンにチャレンジできたので、
我々にとってはとても有意義でした。
また機会があれば、金管楽器の魅力をお客様に満喫していただけるよう、全力で演奏したいと思って
います!
(文責:Tb.) |