- 2025年5月5日(月・祝)
- 第15回新潟クラシックストリート
今回、団として参加することとなった「新潟クラシックストリート」。新潟市の古町周辺の飲食店やりゅーとぴあ等を会場として、大小様々なグループ・団体によるクラシックの曲をメインとした演奏や歌を、気軽にはしごして聴けるようなイベントなのですが、なんと、我が団がそのトリを務めさせていただきました!
いつも北区文化会館で演奏会を開催している北フィルですが、縁あって今回は北区を飛び出し、初めてりゅーとぴあコンサートホールで演奏する機会を頂きました。
クラシックストリートに参加するにあたり、選曲・運営・練習、多方面でそれはもう紆余曲折がありました。(これを語るだけでも長くなるのでそちらは省略)
曲目は、7月の定期演奏会で演奏予定の数曲と、過去にファミリーコンサートで演奏したことのある「北フィルらしさ」が伝えられそうな数曲をお届けしました。
(プロブラムの詳細はこちらをご覧ください→
これまでの演奏会)
定期演奏会の曲については、全曲ではないものの、いつもより2カ月以上も早く本番を迎える形になったわけで、個人練習も合奏練習も無理矢理前倒しするような形となり、非常に苦労しました。
演奏会のため連休はほとんどつぶれ、いよいよ迎えた本番当日も1日中バッタバタ。
個人的には十数年ぶりのりゅーとぴあのステージでしたが、りゅーとぴあで演奏するのは今回が初めてという団員も多く、ステージセッティングの段階から高揚感が伝わってきました。
リハーサルで音を出してみると、いつもの北区文化会館とは違う音の広がり方...
気持ちいい、けれど自分の音も周りの音も聞こえてくる感じがやっぱりいつもと違う...
若干戸惑いつつも集中して取り組んだリハーサルはあっという間に終了。
そしていよいよ本番。
緊張しているのに、演奏しながらいつも以上に考えてしまいました。
「あぁ、この曲をりゅーとぴあで弾けるのはこれが最初で最後なのか。悔いの無いよう良い演奏をしたい!」
持ち時間は1時間ほどなので演奏時間も比較的短いのですが、そんなことが頭をよぎりながら本当にあっという間に過ぎ去っていった本番でした。
(演奏後はしばらく放心状態で、熱くなった頭と体を夜風で冷ましながら、歩いて打ち上げ会場へ向かったのでした。)
演奏直後は、思うように弾けなかったことへの悔しさが強かったのですが、連休が明け、日常生活に戻ってから振り返ってみてようやく「楽しかったなぁ」と感じている自分に気づきました。
エキストラの皆さんや色んな方の協力を得て、このメンバー全員で挑戦できたこと、そしてご来場くださった方々の予想以上にあたたかい拍手、とてもとても嬉しかったです。
音楽監督の長谷川先生をはじめ、リハーサルから駆けつけて、あたたかく見守りご指導くださったトレーナーの先生方、陰で支えてくださったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
定期演奏会ではベートーヴェンも全楽章を演奏します。気合を入れ直して、さらにレベルアップした演奏をお届けできるよう頑張っていきたいと思います!